文化を追いかける
よく、日本文化が好きなんです、と人に言うのですが、
文化って広いです。
私の場合は日本の伝統文化を指すことが多いのですが、
伝統文化にも色々ある。
しかも伝統文化そのものが好きな場合もあるし、
伝統文化が後世に及ぼした影響を含めたプロセスを辿るのが面白いこともあります。
元々は母が茶道をやっていて、毎週着物を着てお稽古にいっていた
ことが日本の伝統文化に触れる最初のきっかけでした。
あと小学生~高校生まで、歴史・古典といった科目は好き&得意でした。
だからといって大学生までは特に何か習い事をしていたわけではなく、
社会人になってからもう一度「日本文化」が私の中でキーワードにあがってきました。
その時の私の問いは、
お正月ってなんで門松を飾るんだろう?
日本人なのに意味を知らなくていいんだろうか?
周りの人もこの意味って知ってるんだろうか?
というものでした。
ちょうどその頃通ってた社会人講座で日本人とは何か?的なことが
問いにのぼっていたのも影響している気がします。
結果的に紆余曲折をへて「折形」を習い始めたのが6年前。
生活の中にある日本的なモノ・コトがなぜそうなっているのかを
追いかけ始めたのもこの頃からです。