dayflowerからのおくりもの

アートと英語とその先へ

アラサー女子が、英語の勉強を中心に日々感じたことや追っていることなどを綴ります。

美術作品との一期一会

先日、こちらのNYでできたお友達と一緒に
メトロポリタン美術館に行ってきました。

f:id:mayukodayfff:20180717052026j:plain


私は何回か行ってるのですが、
彼女がじっくり観るのが初めてなので
私の拙い解説付きで西洋美術を中心に
日本美術エリアも含めて周りました。


改めて感じたのは、
美術作品との出会いは一期一会であるということ。

何回でも行ける!と思ってましたが、
印象派以前の西洋美術のエリアの半分は
工事中のため閉鎖中。

日本美術の展示も大まかには同じですが、
大好きな千住博さんのwater fallの作品は
すでに別の絵に変わっていました。


ただ今、ゲッケンハイム美術館では
(私の大好きな)ジャコメッティ展がやっていますが、
通常展示の20世紀初頭の作品群たちは
秋までおそらく出てこないので
しばらくはお目にかかれないはずです。

f:id:mayukodayfff:20180717052152j:plain

(これはジャコメッティ作品)


そう考えると、思い立った時に
見ておきたいものを面倒くさがらずに見る、
気になる展覧会も行っておく、
後でまた来ようなんてことは考えない、

ということが大事だと改めて思った
NY美術館事情でした。

初めてのEvergreen

このたび、定番の英語文法書 
Evergreenを購入しました!

f:id:mayukodayfff:20180716232758j:plain


9月の頭にTOEICを受けようと思い、
700点越えを狙って勉強中のためです。

文法の問題集も解いてますが
英語の文法の感覚がいまいち掴めず汗。

問題集の解説読んでても
これだけじゃわからーん、
もっと本質的に理解したーいとなったので
文法書の購入を検討。

ネットの評判でも英語の先生からも
おすすめなのはEvergreen(元 Forest)。


実際買ってみると分厚くて
少し心折れそうになりますが、
まずは分からないところを調べる
という感覚で使ってみようと思います◎

Gallery Reception Party in NY

お花のレッスンでご一緒しているお友達にお誘いをいただいて、

Saraという陶器などを扱っているお店のイベントに行ってきました。

 

www.saranyc.com

器や食器やオブジェなど日本人作家を中心としたモノを扱っている

ところで、ちょうど30周年のイベントでお店とは別に

ギャラリーイベントを始めたので、そのオープニングパーティでした。

 

ギャラリーのオープニングイベントに(しかもNYで)行くのは

ずっと前からの憧れだったのでとってもワクワク!


f:id:mayukodayfff:20180716232942j:plain

 

f:id:mayukodayfff:20180716233037j:plain


イベントはとっても盛況で、本当に色々な作家さんの作品がずらり。

外国人70%、日本人30%ほどの割合でしたが、みなさんアート、

特に日本のArt&Craftに興味のあるニューヨーク在住の方なので、

アートや工芸に詳しそうだったり、上品だったり、お金ありそうだったり(笑)、

もしくはご自身がアーティストだったりで面白そうな方ばかりでした。


f:id:mayukodayfff:20180716233249j:plain

 

f:id:mayukodayfff:20180716233419j:plain


f:id:mayukodayfff:20180716233541j:plain


こういうイベントって作家さんと直に話せるのは魅力的ですよね。

 

あと、元々知り合いの人に声をかけてることが多いと思うので、

いきなり飛び込むよりも、知り合いに呼んでもらうほうが

楽しいんだろうなーと思ったりしました。


そして入口にはお友達のお花の作品が!

会場の雰囲気に合っていてとても素敵でした。


f:id:mayukodayfff:20180716233805j:plain

 

日本でもこういう機会があればまた行ってみたいです。

とても貴重な体験をさせていただきました。

英語があればなんとかなる?!

7月5日~9日の日程で夫とメキシコのカンクンへ旅行に行ってきました。

初めてのメキシコ、初めてのリゾートです!

 

初日はツアーにのっかって、

マヤ文明の遺跡を観たり、セノーテという泉でシュノーケリング

遺跡のほうは高校の世界史の教科書で見て以来、

いつか行ってみたいと思ってたので、ピラミッドのような神殿が

目の前に現れた時はとっても感動!!

 

f:id:mayukodayfff:20180712215909j:plain

 

しかもマヤ暦というしっかりした暦が発達していたため、

神殿の方向や大きさもすべて計算されて作られているのだとか!

すごいなぁ、昔の人の知恵も。

 

ただ南アメリカの文明って、いわゆる近代に通じるような

大きな文明にはなりきらなかったそうで。

その理由は木村凌二さん著の『教養としての世界史の読み方』という

本によると、なんと"馬"がいなかったからとのこと。

 

馬というモノや情報を"早く"運ぶ手段があったから、

ヨーロッパ大陸の方の文明はあんなに発展したし、

馬がいなかったら今も人類世界は古代だとか笑。

 

なにはともあれ、現存している古代遺跡を観れるのはありがたいです。

 

 

そして、残りの日はリゾートホテルでのんびり。

初めてオールインクルーシブ(ホテルの中のもの飲み放題&食べ放題)

というホテルの中ですべてが完結するタイプのところに泊まりました。

 

天気も良く、海も本当にきれいです!

 

f:id:mayukodayfff:20180712215956j:plain 

 

f:id:mayukodayfff:20180712220050j:plain

 

ただまぁ人間をダメにするところですよね笑。

飲むのが好きな私と夫は、朝から晩までモヒートやテキーラサンライズ

飲みつつ、プール入りつつ、クイズやビンゴ大会に参加していました。

 

メキシコはスペイン語公用語ですが、

観光地なのでリゾート内では英語も併用されていて

アクティビティの司会の人の両言語を聞き比べてるのが面白かったです^^

アメリカに来る前は

「英語だけじゃ怖い、フランス語もあればなんとかなる」だったのが

「英語があれば多少なんとかなる気がする」に変化したのは

自分の中でも大きいことです。

 

普段アメリカにいると感じませんが、スペイン語圏に来て

自分の語学的な成長も感じた旅でした。

 

リゾートホテルはまた行きたいなぁ・・・!

 

気づいたら美術館に行っていた(2)

20代前半で美術館やギャラリーに行く楽しさを覚えて

今年で7年程になります。

 

美術の専門教育は特に受けておらず、ほぼ我流なので

美術好き、と言っていいのかは分からないですが、

ここでは私が美術館やアートのなにを楽しんでるのかをご紹介です。

 

(1)教養を深めたい

多分、一番の理由はこれです。

海外にいたとしても日本にいたとしても芸術の歴史を知っておくことって、

とても有意義なことだと思っているからです。

本来的に歴史や文化は好きなのですが、社会人になってから

こういった類の教養がある人とない人で、なんとなくですが

モノの捉え方や深みが違うような気がしてます。

単に私がそういう教養がある人ととの知的っぽい会話が好き、

というのもあると思います。

そう、頭を使う豊かな時間が大好きなんです!!

その手段として美術・アートはもってこいだなーと思ってます。

 

そういう目的なので、私の見方は実は作品の一つひとつを細かく

捉えるということはあまりしてないと思います。

好きな作品は別ですが。

大体は作家の名前と作風、時代をおさえて、あとは自分の感覚で見ます。

 

そう、これは持論ですが美術を見る時に知識ってそんなにいらないと思ってます。

研究者なら別かもですが、私たち一般人は単純に目の前に

あるものを見て好きか嫌いか、どんな気持ちになるかなど

感情と感覚のほうを重視して楽しむのが、アートを長く楽しむコツな気がします。

 

もちろん興味があれば、多少なりでもその作家や作品について

勉強するとまたぐっと見方が変わるので別な楽しみが生まれてきます。

 

でも、それは二の次。

 

なので私は展覧会に行った時、音声ガイドをほとんど借りません。

まず自分の感覚で見たいのです。

言葉は時に感覚を凌駕してしまうこともあるので、

せっかくの本物の作品とは生身で接したいなーと思ってます。

ある意味で美的感覚も養えますしね。

 

最近は見たことある作家の絵も増えてきたので、

解説が欲しいと思うことも多いですが^^

 

(2)本物を見たい

いくら教科書や本の中の写真で美術作品をみていても、

本当の意味での臨場感や感覚は得られません。

本物はやはり作品が醸し出すオーラが違います。

 

逆に本物を見ても、自分としては何も感じない作品もあります。

でもそれは実際に触れてみないと分からないものです。

 

自分が何に興味を惹かれるのか、惹かれないのか、

あるいは自分が惹かれなくても、他の人と話した時にその人が惹かれてた場合、

どういった見方や感覚があるのか。

 

机上論だけで終わらせず、自分自身の世界を広げるためにも、

本物に触れ続ける気持ちはいつも持っていたいなと思います。

 

(3)好きな作家の絵を見たい

もちろん好きな作家さんの絵を、生で見たいです!

気に入った展覧会では図録も買いますが、

家ではほどんど開きません^^;

 

(4)オシャレな空間にいたい

これはかなり趣味の部分になりますが、

オシャレでアーティスティックな空間に私は癒されます。

 

美術館はそういう空間に出会える率が高く、

たとえ作品自体に興味が湧かなかったとしても、

作品と空間の全体調和でつくられている美術館は

その場にいるだけで満足度が高いです!

 

庭が素敵なところも多くありますしね。

そういう空間で癒されると、日常でまた頑張ろうと思えるものです。

 

(5)行った美術館コレクションをし始めている

コレクション欲はあまりないほうだと思っているのですが^^;

美術館に関しては今まで行ったところそれぞれに思い入れがあるし、

これから先の人生でも色んな美術館に行ってみたいと思います。

 

特にアメリカに来てからは、ニューヨークの美術館だけでなく

アメリカ5大美術館に行けたのがとても貴重な体験でした。

 

最近の私の旅行は、美術館があるところに結び付けて行き先を

決めることも多いです^^

そういう意味で細く長ーく楽しめる趣味なんだなぁと実感しております。

 

 

・・・という感じで、長くなりましたが

私の美術館の楽しみ方のご紹介でした。

 

また今後変わるかもしれないですが、それはそれで楽しみです♪

 

気づいたら美術館に行っていた(1)

趣味はなんですか?と聞かれると、なんとなくいつも困るのですが、

大体は「美術館に行くのが好きです」と答えることが多いです。

 

前に飲み会の場で「それ本当?(笑)」と言われたことがあるので、

月1くらいは行くと返したら、月1くらいなら確かに好きなんだね

と納得してもらったこともあります笑。

 

ムラはありますが、年間でならすと月1回くらいは行ってるんですよね。

ニューヨークに来てからは意識的に美術館巡りしているので

この1年はかなり足を運んでいます!

 

そもそも高校生の前半くらいまでは美術にはほとんど興味がなく、

親に連れていかれても、ただ退屈な時間なだけでした。

 

覚えてる中で一番最初に興味を持ったのは、世界史の教科書の中。

スペインの画家、サルバドール・ダリシュールレアリスム調の

絵にものすごく、ものすごく惹かれました。

ダリの話をすると長いのでその話はまた別途で笑。

私のダリ好きは高校生のその時から今までずっと続いてます^^

 

大学では、世界史の教科書に出てきた各地に行きたいという

理由でいくつか海外旅行をし、美術館にも行きましたが

美術好きというほどではなかったかな。

 

そして次の転機は社会人1年目。

NPOの社会人塾のようなものに通っていた時に

アート・美術館・ギャラリーに興味がある女性の方と仲良くなりました。

その方がとにかく情報提供をしてくれるんです!

どれくらいかというと、家に開催中の展覧会のパンフの束を送ってくれるくらいに^^;

 

その人のおかげでギャラリーというものにも初めて行ったし、

皆で美術館ツアーをしたのが楽しくて、

なによりもちょうど、文化や芸術が大事だ・・・!と、

興味が湧き始めていたころだったので自分のなかでマッチしたんでしょうね。

 

それからは興味のある展覧会はなるべく行くようにしてます。

行き続ける理由は当初と変わってきてるような気もしてるので、

もう少し書いてみたいと思います。

 

続きます。

私の語学学習遍歴 ~英語編(4)~

ニューヨークに来てからの英語学習遍歴です。

 

英語にびくびくしながらも、夫の仕事について渡米してきた私。

仕事は休職してきているので、まずは英語の勉強をすることが第一!と意気込み、

ニューヨークにある大きめの語学学校に通うことにしました。

 

が、しかし、この語学学校は3週間で辞めることになります。

まず何が大変かというと、毎日3時間、週5で英語漬けになること。

え、英語頑張るんじゃなかったの?という感じですが、

今まで英語きらい、やる必要も特になかった私にとっては拷問でした^^;

 

あと、そもそも大学とかでも大勢サークルの雰囲気が苦手だったのですが

その雰囲気もあって馴染めなそうと最初のほうから思ってしまったんですね。

そして、英語のシャワーは浴びれるけど8人くらいの授業を毎日受けけても

なかなか上達しそうにないことも追い打ちをかけました。

 

結局3週間で辞めた後は、知り合いの紹介で知った日本人が運営している

アイベックという語学学校のマンツーマンレッスンに通い始めます。

この学校は元々駐在員向けのレッスンをたくさん提供しており、

リスニングとスピーキングを鍛えることに重きを置いている学校なので、

全然聞けない・話せないの私にとってはぴったりな環境でした。

 

レッスン前に家での自習が必須な日常英会話コースなので、

家で(テキストなしで)音声を聞いてリピートしてを繰り返し、

(後にこの勉強法はシャドーイングだと知る)

週2回通ったところ、まずリスニングができるようになってきました。

 

その勢いでなにも勉強せずにTOEICを受けたら、リスニングが

思ったよりも出来て初の500点台獲得!!

 

ネイティブの先生に習っているので色々な話もしていた結果、

渡米したての頃よりは自分の中で英語ができるようになっている!

という自信が出てきました。

レストランとか買い物とかは自分一人でも大丈夫になってきていたし。

 

ただ、このシャドーイング方式のレッスンはさすがにきつくて、

予習をやるのがだんだん億劫になる&飽きてきました;;

なので半年くらい通ったころに気分を変えてみようと一旦退会。

 

その後は現地の人と週1回2時間くらい会話できるプログラムに顔を出したりしつつ、

1年経った時点でもう1回TOEICを受けたいと思っていたところ、

今の先生にオンライン上で出会うことができました。

 

そして今は、英語コーチを伴った独学方法をゆっくりと模索中です^^