dayflowerからのおくりもの

アートと英語とその先へ

アラサー女子が、英語の勉強を中心に日々感じたことや追っていることなどを綴ります。

気づいたら美術館に行っていた(2)

20代前半で美術館やギャラリーに行く楽しさを覚えて

今年で7年程になります。

 

美術の専門教育は特に受けておらず、ほぼ我流なので

美術好き、と言っていいのかは分からないですが、

ここでは私が美術館やアートのなにを楽しんでるのかをご紹介です。

 

(1)教養を深めたい

多分、一番の理由はこれです。

海外にいたとしても日本にいたとしても芸術の歴史を知っておくことって、

とても有意義なことだと思っているからです。

本来的に歴史や文化は好きなのですが、社会人になってから

こういった類の教養がある人とない人で、なんとなくですが

モノの捉え方や深みが違うような気がしてます。

単に私がそういう教養がある人ととの知的っぽい会話が好き、

というのもあると思います。

そう、頭を使う豊かな時間が大好きなんです!!

その手段として美術・アートはもってこいだなーと思ってます。

 

そういう目的なので、私の見方は実は作品の一つひとつを細かく

捉えるということはあまりしてないと思います。

好きな作品は別ですが。

大体は作家の名前と作風、時代をおさえて、あとは自分の感覚で見ます。

 

そう、これは持論ですが美術を見る時に知識ってそんなにいらないと思ってます。

研究者なら別かもですが、私たち一般人は単純に目の前に

あるものを見て好きか嫌いか、どんな気持ちになるかなど

感情と感覚のほうを重視して楽しむのが、アートを長く楽しむコツな気がします。

 

もちろん興味があれば、多少なりでもその作家や作品について

勉強するとまたぐっと見方が変わるので別な楽しみが生まれてきます。

 

でも、それは二の次。

 

なので私は展覧会に行った時、音声ガイドをほとんど借りません。

まず自分の感覚で見たいのです。

言葉は時に感覚を凌駕してしまうこともあるので、

せっかくの本物の作品とは生身で接したいなーと思ってます。

ある意味で美的感覚も養えますしね。

 

最近は見たことある作家の絵も増えてきたので、

解説が欲しいと思うことも多いですが^^

 

(2)本物を見たい

いくら教科書や本の中の写真で美術作品をみていても、

本当の意味での臨場感や感覚は得られません。

本物はやはり作品が醸し出すオーラが違います。

 

逆に本物を見ても、自分としては何も感じない作品もあります。

でもそれは実際に触れてみないと分からないものです。

 

自分が何に興味を惹かれるのか、惹かれないのか、

あるいは自分が惹かれなくても、他の人と話した時にその人が惹かれてた場合、

どういった見方や感覚があるのか。

 

机上論だけで終わらせず、自分自身の世界を広げるためにも、

本物に触れ続ける気持ちはいつも持っていたいなと思います。

 

(3)好きな作家の絵を見たい

もちろん好きな作家さんの絵を、生で見たいです!

気に入った展覧会では図録も買いますが、

家ではほどんど開きません^^;

 

(4)オシャレな空間にいたい

これはかなり趣味の部分になりますが、

オシャレでアーティスティックな空間に私は癒されます。

 

美術館はそういう空間に出会える率が高く、

たとえ作品自体に興味が湧かなかったとしても、

作品と空間の全体調和でつくられている美術館は

その場にいるだけで満足度が高いです!

 

庭が素敵なところも多くありますしね。

そういう空間で癒されると、日常でまた頑張ろうと思えるものです。

 

(5)行った美術館コレクションをし始めている

コレクション欲はあまりないほうだと思っているのですが^^;

美術館に関しては今まで行ったところそれぞれに思い入れがあるし、

これから先の人生でも色んな美術館に行ってみたいと思います。

 

特にアメリカに来てからは、ニューヨークの美術館だけでなく

アメリカ5大美術館に行けたのがとても貴重な体験でした。

 

最近の私の旅行は、美術館があるところに結び付けて行き先を

決めることも多いです^^

そういう意味で細く長ーく楽しめる趣味なんだなぁと実感しております。

 

 

・・・という感じで、長くなりましたが

私の美術館の楽しみ方のご紹介でした。

 

また今後変わるかもしれないですが、それはそれで楽しみです♪